ビューティ、ブライダル、ダイエット、リラクゼーション、疲労回復、体質改善…
マシーンを使って即効性を求めるのか、オールハンドの温もりや癒しを求めるのか…
サロン選びのポイントは、目的や要望によって絞られてきます。
多数あるエステから自分にぴったりのサロンに巡り会うには、個々のサロンが持つ「こだわり」や「個性」を知ることも重要です。
エステサロンで得られる効果や満足度も「こだわり」「個性」により大きく異なります。
今回は、こだわりあるエステサロンから自分にあったサロンを選ぶポイントを考えてみます。
CMや雑誌等のメディアにも取り上げられている「大手エステサロン」と、小さな地域の中に佇んでいて知る人ぞ知る・隠れ家的な「個人経営のエステサロン」。
大手サロンと個人サロンでは、「こだわり」「個性」が大きく違います。
それぞれみていきましょう。
〈大手エステサロンは〉
資金力のある大手サロンは、インテリアや設備が充実しており、最新のマシーンを入れているところも多いです。また細かく設定されたメニューが豊富なので選択肢が多いです。
立地も駅の近くの商業施設などに入っており、アクセスしやすいのも特長です。
施術担当者が固定せず、変更が多々あることは大手サロンのデメリットと言えるかもしれません。
担当者のシフトや指名料がかかるなどで、その都度担当者が変わることがあります。同じ説明や質問をされて煩わしい思いをすることもあります。
長年多くの支店で身につけたノウハウや経験を持ったエステシャンがいる一方、マニュアルを活かした教育を受けているものの、経験の少ないエスティシャンも在籍します。
エスティシャンのレベル差を均一化するためにも、マニュアルの範囲内でしかお客様個々人の要望には応えられません。安定感はありますが画一化でどこか機械的な印象を受けるかもしれませんね。
最新のマシーンを使って即効性を追求するなら大手が良さそうです。
〈個人サロンは〉
では個人サロンの場合はどうでしょうか。
独立して個人サロンを経営するエステティシャンは、接客や技術レベルなどに高いモチベーションをもっているエステティシャンが多いです。
「ゴッドハンド」などと言われる最高レベルのエステティシャンは、自由度が高く独創的な個人サロンにこそ存在します。
1日のお客様の人数を限定しているるサロンも多いので、お客様1人にしっかり時間を取って、人間関係・信頼関係が築きやすいのも特徴です。
自分以外のお客様がいない空間で、落ち着いてサービスが受けられるのでプライベート感があります。
デメリットとしては、隠れ家的だったりマンションの一室が多い個人サロンは、大手サロンに比べてアクセスしにくい場合もあります。ですが、自宅の近くに気に入ったサロンがあるなど、メリットになることもあります。
また大手サロンに比べて情報量が少ないため、一度足を運んでみないと雰囲気もサービスもわかりにくいという点もあります。
個人サロンでは、ハンドの温もりのある手法で差別化を図っているところが多いです。
また、個々のお客様の要求に対して融通を効かせてもらえることも多いでしょう。施術者を気に入れば、長くゆっくりと付き合っていけますね。
ホットストーン、カッサ、アロマテラピーやヒーリング系(音叉やレイキ、スピリチュアル……)など、「こだわり」をもって特化してるサロンは個人サロンに多いです。
エステサロンの個性やこだわりは様々です。いいなと思ったエステサロンはトライアルなどで体験して自分の心とカラダで感じてみましょう。