《エステサロンのマッサージ》
エステサロンのマッサージ。いざ選んでみようと思った時に、色々な種類があって迷ってしまいますね。
指圧、経絡、ロミロミ、バリニーズ、整体、機械を使用したもの、など。
中でも、リンパマッサージと聞くと、健康に良さそうなイメージや、老廃物やむくみが流れて行くイメージが湧いてくるのではないのでしょうか?
リンパマッサージとはどのようなものを指しているのか。実際、エステサロンでは、どのようなマッサージがなされるのか。
ご紹介いたします。
「顔の表情筋とマッサージ」についての記事はこちらをご覧ください
《リンパマッサージとはどのようなものをいうのか》
リンパマッサージとはリンパの流れに沿って、マッサージをしていく、リンパドレナージュと日本のマッサージを組み合わせたものです。
〈リンパドレナージュとは〉
一般的に日本ではリンパマッサージとの呼び名の方が馴染みがあるかもしれませんが、起源となるリンパドレナージュとは、「リンパの排出」という意味の、ヨーロッパを起源とする、リンパの流れを良くするマッサージ法です。
むくみの原因となる、余分な水分をリンパ管に誘導したり、リンパの流れをよくして、老廃物の排出を促します。
リンパドレナージュでは、皮膚のすぐ下にある毛細リンパ管のリンパの流れを良くするために、皮膚表面をマッサージします。
マッサージでリンパの流れを良くするのが目的ですので、強擦(強くさすること)は必要ありません。ごく軽い圧でさすり、リンパ節(脇の下、首の付け根、足の付け根)に向かって流れをサポートします。
日本では認定資格の医療系リンパドレナージュもあります。癌の後遺症である、リンパ浮腫の予防や改善のために行われます。
〈日本のマッサージとは〉
日本古来からのマッサージは、さする(軽擦 けいさつ)揉む(揉捏 じゅうねつ)押す(圧迫 あっぱく)たたく(叩打 こうだ)などの手技です。
エステサロンで行われているリンパマッサージは、これらが合わさり、また、美容に主眼が置かれているため、オリジナリティが加えられているものになります。
《エステサロンのリンパマッサージ》
エステサロンで受けるリンパマッサージは、各サロンごとにオリジナリティが付加されており、その技法も様々です。
リンパドレナージュの基本である、「リンパの排出」に着目し、【体のリンパの流れに沿ってマッサージする】という基本を守りながら、美と健康のエキスパートとして、さらに効果を高めているところがお客様からも支持されているエステサロンではないでしょうか。
エステサロンではほとんどのところが、マッサージにオイルを付加しています。
オイルでリンパマッサージをすることで、肌を滑らかにマッサージすることができ、リンパの流れをさらに良くし、リラックス効果も高まります。
さらに、脂肪燃焼の高い成分や、美肌成分、引き締め成分などをオイルに付加することで、それぞれの効果を同時に引き出します。
また、整体的効果や、筋肉のリラックス効果、神経のリラックス効果などを高める技術をプラスして独自の手技となっているエステサロンもあります。
《まとめ》
エステサロンのリンパマッサージは、リンパドレナージュの基本を守りながら、各サロンごとにオリジナリティの高い技術を提供しているのが現状です。
求めている効果を実感できるのか、サロンの環境(場所、個室or仕切り、大手サロンor個人サロン)、施術者との相性などをみるためには、いくつか気になるところを体験してみるのもオススメです。
自分にあったリンパマッサージでさらに健康に美しく生き生きと過ごしたいですね。